金箱 志桜都(歯科医師)
嘔吐反射とは?歯科治療で起きやすい理由

歯科治療中に「オエッ」となってしまう経験はありませんか?これは嘔吐反射と呼ばれる体の自然な防御反応です。のどの奥や舌の付け根などに刺激が加わると、体が異物を押し出そうとして起こります。

特に歯科治療では、ミラーが奥歯の方に入った時に反射が起きやすくなります。反射を引き起こす場所は人それぞれ異なり、舌に触れただけで反応する方もいれば、のどの奥まで平気な方もいます。

ご自身がどの場所で反射しやすいか把握しておくと、歯科医院側も配慮しやすくなります。遠慮なくスタッフにお伝えください。
事前にお伝えいただきたいこと

当院では、初診時やメンテナンス前にご記入いただく問診票に、嘔吐反射についての項目を設けています。「どんな時に反射しやすいか」「過去に辛かった経験」などを具体的に書いていただけると、より適切な対応ができます。

たとえば「ミラーが奥に入ると反射しやすい」「型取りが苦手」など、できるだけ詳しく教えていただけると助かります。事前に情報を共有することで、治療中の負担を大きく減らすことができます。
浦安院で実践している嘔吐反射への配慮

嘔吐反射が強い方には、鎮静法を使ったクリーニングをご案内しています。鎮静法とは、お薬の力でウトウトとリラックスした状態になる方法です。意識はありますが、不安や緊張が和らぎ、反射も起きにくくなります。

「これまで歯科に通えなかった」「クリーニングを諦めていた」という方も、鎮静法のおかげで定期的にメンテナンスを受けられるようになっています。気になる方はお気軽にご相談ください。
嘔吐反射が強い方におすすめのメンテナンス頻度

嘔吐反射がある方には、2〜3か月に1回のメンテナンスをおすすめしています。頻度を上げることで、1回あたりの処置時間を短くでき、体への負担を軽減できます。

また、ご自宅での歯磨き中にも嘔吐反射が出てしまい、奥歯までしっかり磨けないという方もいらっしゃいます。そのような場合は、さらにこまめな通院が必要になることもありますので、遠慮なくご相談ください。

磨きにくい部分は私たちがしっかりサポートします。無理をせず、プロの力を借りながらお口の健康を守っていきましょう。
不安な方へ伝えたいメッセージ

嘔吐反射が強いからといって、歯科を諦める必要はありません。今は様々な配慮や方法があり、反射が強い方でも安心してメンテナンスを受けられる環境が整っています。

ご自身の大切な歯を守るために、まずは一度ご相談にいらしてください。一緒に無理のない方法を見つけていきましょう。スタッフ一同、皆さまのご来院をお待ちしています。
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