今回は、歯医者で行う、オフィスホワイトニングの効果・注意点についてご紹介します。
1.オフィスホワイトニングの効果
2.オフィスホワイトニングの手順
3.オフィスホワイトニング後の注意点
1.オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。
オフィスホワイトニングは、漂白効果のある35%以下の濃度の過酸化水素を使用するので、1回の処置で白さを実感できます。
一般的には、1回の処置で、2~3トーン上がります。
3回処置すると、3~5トーンほど白くなります。
効果を早く実感することができるので、早く歯を白くしたい方にはオススメの方法です。
2.オフィスホワイトニングの手順
1回の施術を、90分で行います。
1)シェードで色を確認し、写真撮影
現在の歯の色はどのくらいの白さなのかをシェードと呼ばれる、歯の色の段階を表すものを当ててチェックし、写真を撮影します。
唇の乾燥を防ぐため、器具を装着する前にワセリンやココアバターを塗布します。
その後、口を開けていられるように器具をセットします。
楽に口を開けられるような補助をしてくれるものなので、口を開けっ放しにしている辛さはほとんどありませんが、長時間引っ張られた状態なので、唇やほっぺたに痛みを感じることがあります。
また、光を照射するので、その光から目を守るために、保護ゴーグルを装着します。
2)保護剤を歯ぐきにつける
歯ぐきを保護するための青い保護剤を塗布します。
しっかりと覆うことで、歯ぐきにジェルが漏れるのを防止します。
その後3分光を照射し、保護剤を固めます。
固まったら、ホワイトニングのジェルを塗布します。
3)歯にジェルを乗せ、光を照射する
透明のジェルを、パールほどの大きさで乗せます。
この状態で10分〜15分、光を照射をします。
この動作を3回繰り返します。
3.オフィスホワイトニング後の注意点
オフィスホワイトニング後は、下記のようなことが起こる方もいます。
・歯や歯ぐきがしみたり、ビリビリ、ズキズキ、ドクドクといった痛みを感じる
・人によっては唾液がうまく飲み込めない
・強い光照射のよって熱さを感じる
また、施術後に歯ぐきが白くなることがあります。
これは施術中に薬液が漏れてしまったり、保護剤がはみ出してしまったりした時に起こります。
一過性のもので、10分~1時間で自然の状態に戻りますのでご安心ください。
人によっては、施術後、24時間の間に脈に合わせてズキン、ズキンと拍動するような痛みを感じる方もいらっしゃいます。
継続するわけではなく、ふとしたタイミングで起こります。
痛みやしみることに関しては、個人差があります。
オフィスホワイトニングについて悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひお気軽にご相談くださいね!
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修