歯周病は、年齢によって病気になるイメージを持たれている方が多いと思いますが、歯周病になります。
35歳以降に、歯周病になると言われていますが、歯周病の状態には2種類あります。
・歯肉炎
・歯周炎
1.歯肉炎の症状
歯肉炎は、バイ菌によって歯ぐきだけが炎症を起こし、腫れている状態です。
歯周病レベルは1の段階です。
2.歯周炎の症状
一方で歯周炎は、バイ菌によって歯ぐきの炎症により、歯ぐきが腫れることに加えて、骨がだんだんと壊されてしまう状態です。
歯周病レベルは2〜4の段階で、レベル4は骨がなくなり、抜歯が必要になります。
1歳半検診、3歳検診の項目で「歯肉炎」のチェック項目があります。
チェック項目があるということは、幼い頃から歯周病になる可能性があるということです。
歯が生えてきたら、むし歯や歯周病になるリスクがあるので、日頃から歯みがきをして、しっかり予防していきましょう。
栗林歯科医院 歯科医師 監修