-目次-
1.ウォーターピックで食べ物を洗い流す
2.歯ブラシで歯を磨く
矯正中は、お口の中にたくさんの装置が入るので、食事をすると、想像以上に食べ物が挟まります。
歯並びを綺麗にするために矯正しているとはいえ、飲み物以外、何を食べても挟まるのが矯正治療の辛いところでもあります。
今回は、矯正中の歯のお手入れについてご説明します。
1.ウォーターピックで食べ物を洗い流す
歯ブラシの動作がかなり複雑になるので、歯ブラシ以外の清掃用具の使用が必要になります。
歯磨きの前に、まずは、ウォーターピックを使用して、挟まった食べ物を洗い流すのがおすすめです!
ウォーターピックとは、水流でお口の中をお掃除するものです。
この水流を利用して、挟まった食べ物を一気に吹き飛ばしていくイメージです。
注意点は、これだけではバイ菌は落ちないので、必ずこれで満足せず、歯を磨きましょう!
2.歯ブラシで歯を磨く
次に歯ブラシで磨きますが、特に磨き残しやすい場所を2つご紹介します。
青い丸と矢印で示しているのは矯正のワイヤーです。
1つ目は、このワイヤーの下に、歯ブラシの毛先を入れるように意識しないと、磨き残しができてしまいます。
そのため、矯正中はワイヤーの下までブラッシングすることがとても大切です!
2つ目の磨き残しやすい場所はこちらです。
矯正中は奥歯にバンドと呼ばれる金属の輪っかをつけます。
この輪っかをつけることで、歯とバンドにわずかな段差が出るので、そこにバイ菌が溜まりやすくなります。
奥歯で見えにくい場所でもあるので、他の場所よりも長く、丁寧なブラッシングが必要です。
矯正治療中は、歯ブラシにとても時間がかかり大変ですがコツをつかんで、虫歯を作らないよう、タフトブラシなどの補助器具も使用して、歯みがきをがんばりましょう!
普段の歯ブラシでお困りごと・疑問に思っていることがありましたら、何でもご相談ください!
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修