矯正治療を考えたことはありますか?
今回は、小さい頃から矯正を行うメリット・デメリットについてご紹介します。
小さい頃から矯正をするメリットは下記の内容です!
〈小児矯正のメリット〉
1. 将来的に永久歯を抜歯せずに矯正ができる可能性が高くなる
2. 顎が成長段階のため、全体のバランスを整えたり将来的な外科手術を避けられる可能性が高くなる
3. 歯並び以外にも、舌癖を治したり、お口周りの筋肉トレーニングを小さい頃から習慣化させられる
小さい頃から矯正をするデメリットは下記の内容です!
〈小児矯正のデメリット〉
1. 顎の成長に合わせるため、開始年齢が早いほど、矯正期間が長期になる
2. 小児矯正を行っても、大人になってから後戻りや歯並びに影響する癖(舌癖など)により、再度矯正が必要になることがある
3. 着脱可能な装置の場合、お子様本人の協力・やる気がないと、治療結果が出にくい
4. 矯正中は基本的に虫歯になりやすくなるので、口腔内の管理が大切になる
〈早期に矯正治療した方が良い例〉
早期に矯正治療した方が良い例として、受け口があります。
受け口は、骨自体が反対(下顎が上顎よりも外側に来てしまう)の状態で、自然改善は難しいです。
受け口を放置すると、上顎のストッパーがないため、どんどん下顎が前に出てきてしまいます。
3歳・6歳までには必ず歯科医院でチェックし、上顎が成長段階である3歳〜10歳までに治しましょう!
子どもの矯正治療は、顎の成長と並行するため始める年齢が早いほど「長期」になります。
早い年齢で親主導で無理やり始めてしまうと、やる気がなくなったり、痛みで更に嫌になるなど矯正治療が上手くいきません。
お子様の矯正治療についてお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね!
栗林歯科医院 歯科医師 監修