イタリア・パドヴァ Prof.Jan Lindhe バイオロジーコース 4月29日(月)

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リンデ先生の講義は、常に生物学を考えています。
なので、毎年参加していますが、大きな変化はありません。
では、なぜ、このコースに参加するのか?
実は、リンデ先生は、今分かってる事を話します。
当たり前のように感じますが、実は非常に大事で、推測はないのです。
だから世界中から指示されるのかな、、、と僕は感じています。
ですから、大きな変化はなくても、着実に正しい知識が入りますからいつも診療の安心感につながります。
◎栗林歯科医院のバージョンアップは?
1、1957年のOrban先生の文献 Lamina dula ラミナドゥーラについて
  歯に由来する
  歯を動かすとついてくる
  抜歯するとラミナドゥーラはなくなる
2、2000年のZachrisson先生の文献 
  右上1番に小臼歯を移植した
  歯が抜けた所は、ラミナドゥーラはなくなっている
  歯そのものが、ラミナドゥーラを作り出す
3、2011年のJanuario先生の文献 
  抜歯したら頬側の骨はどうなる?
  245名の歯周組織健康な人たちを研究
  歯槽骨頂から1ミリ、2ミリ、5ミリのところを計った
  バンダルボーンは、抜歯するとなくなる
4、2011年のBraut先生の文献
  中切歯、側切歯、犬歯、小臼歯の頬側の骨
  スイスの人たちは、歯根中央部までバンダルボーンしかない
  ほとんどなくなる
  日本も同じ?
5、2010年、2012年のNowzari先生の文献
  同じ研究を違う国でも行っている
6、1988年のSennerby先生の文献
  インプラントをすると骨吸収は防げるのか?
  インプラントをした人としてない人の2年後と24年後に注目した
  セファロで計測
  前歯部では増えた? 大臼歯部では変わらない?
  頬側の骨はどうなっている?
7、2004年のWennstrom先生の文献
  今度は、慢性歯周炎の患者さん
  これもセネビー先生と同じ結果になった
8、1985年のLekholm&Zarb先生の文献
  ブローネマルク先生は、皮質骨にインプラントを埋入した
  骨の質はどうなのか?
  コーチカルボーンは、良い骨?
  海面骨は悪い骨??
9、2012年のLindhe先生の文献
  120名の患者さん
  抜歯後6ヶ月後の経過した骨をトレフィンでとる
  ラミナドゥーラはない
  束状骨、バンダルボーンはない
  
  47名の患者さん 24名健康 23名歯周病
  歯周病の患者さんの骨の質について、なんら変わらない
  やはり軟組織に注目すべき?
10、2012年のCecchinato先生の文献
  オッセオインテグレーションに歯周病患者さんと健康な患者さんでは差があるのか?
  マイクロインプラント埋入後3ヶ月
  変化はない
  骨が悪いからインプランタイティスになる?
  インプラントそのものにプラークが付着して、それが一番の問題である
11、スクリューリテインについて
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