受付勉強会【6/28】
【メンバー】
講師:窪田先生
参加者:原田・太田・篠崎
【内容】
◆窪田先生による歯周病の基礎知識についての説明
前置きとして、虫歯になりやすい方・歯周病になりやすい方には
どの様な特徴がみられるのか教えていただきました。
どちらも歯の表面についている歯垢が原因で発症しますが、
・虫歯になりやすい方は、
空気のあるところにいる細菌、『好気性菌』を多く持っており、
その菌が歯の表面に付着・繁殖し破壊してしまう。
・歯周病になりやすい方は、
空気のないところにいる細菌、『嫌気性菌』を多く持っており、
その菌が歯と歯茎の間に進入し、繁殖して歯肉などを破壊していまう。
という特徴があるそうです。
◆歯周病の診断基準とは
・歯茎から出血がある
・歯茎が小さくなり骨が下がってきている
・歯周ポケットの深さを測る先の細い器具(プローブ)を使用し、
深さ5ミリ以上から最大12ミリの間である
その他にも判断基準はありますが、
上記に当てはまるものがあれば、歯周病と判断されるそうです。
◆歯周病の進行過程
『健康な歯肉』 ⇒ 『歯肉炎』 ⇒ 『歯周炎』
※歯肉炎・歯周炎を総称したのが歯周病だそうです。
◆歯肉炎とは
・歯周ポケットが4ミリ以下で、歯磨きをすると出血がある
・歯茎に少し腫れがある
※歯肉炎と診断された方は、歯肉炎を治す初期治療として
歯周病予防の歯茎お掃除を、専門の衛生士で行います。
※歯肉炎は、衛生士によるお掃除と日頃の歯磨きで完治できる可能性があるとのことです。
上記以外にも、FOPという歯周外科治療の動画をみながら、
窪田先生に分かりやすく説明していただきました。
【感想】
今回の勉強会は大変有意義なものでした。
歯肉炎・歯周炎の診断基準、処置内容について、
経験がある先生に、画像や動画を用いてわかりやすく説明していただいたので、勉強になりました。
少しずつですが、歯科知識を身につけていき
また、この知識を日々の業務に役立てればと思います。
最後に…
勉強会の様子を院長に撮っていただいたので、載せてみました。