歯磨きとフロス、どっちが先?浦安の歯科衛生士が教える正しいケア術

『歯磨きに「順番」が大切な理由って?』

毎日なんとなくしている歯磨きですが、皆さんは「どこから磨き始めるか」決めていますか?右から、左から、それとも前歯からでしょうか。

私たち歯科衛生士が日々の診療で患者様のお口を拝見していると、「あちこち思いついた場所からランダムに磨いている方」と「順番を決めて磨いている方」では、実はお口の綺麗さに大きな違いがあるんです。

・磨き残しを防ぐ最大のコツは「ルーティン化」

歯磨きにおいて順番を決めることをおすすめする最大の理由は、「磨き残し」や「磨き忘れ」といった見落としが圧倒的に少なくなるからです!

テレビを見ながら、あるいは家事の合間に急いで歯を磨いていると、どうしても「磨きやすい場所」ばかりを何度も磨いてしまい、「磨きにくい場所」は全くブラシが当たっていない…ということがよく起こります。

「上の右奥歯の表側からスタートする」など、自分なりのルートを決めて「ルーティン化」してしまうことで、意識しなくてもお口の中全体を均一に、そして確実に綺麗にすることができるんですよ。

『浦安院の歯科衛生士が教える!おすすめの歯磨きルート』

では、実際にどのような順番で磨いていくのが一番効率的なのでしょうか?浦安院で患者様にお伝えしている、おすすめのルートをご紹介します!

・まずは一筆書き!表側・裏側・噛み合わせの進み方

まず一番最初に磨いていただきたいのが、歯の「噛み合わせの面」です。ここは溝が深く汚れが溜まりやすいので、最初にササッと汚れを落としてしまいます。

噛み合わせを磨き終わったら、いよいよ「一筆書き」のスタートです!
おすすめは「右上の奥歯の表側」からのスタート。そこから前歯を通って左上の奥歯まで進み、そのまま裏側をぐるっと回って元の右上に戻ってきます。上の歯が終わったら、下の歯も同じように一筆書きで一周します。

このように「一筆書き」を意識していただくことで、お口の中を迷子にならず、全ての歯にしっかりと歯ブラシを当てることができますよ。

・ここは気をつけて!汚れが溜まりやすい要注意スポット

日々の診療で患者様のお口を拝見していて、「ここはどうしても汚れが残りやすいな」と感じるダントツの場所があります。
それは、「下の歯の裏側(特に歯ぐきとの境目)」です!

実はここ、歯ブラシを当てる角度が難しいうえに、ご自身の「舌」が邪魔をしてしまって(舌の力が強くて)歯ブラシがしっかり届いていない方が圧倒的に多いんです。
下の歯の裏側を磨くときは、少し意識して歯ブラシを立てるように当ててみてくださいね。

『患者様からよく聞かれる「フロス」のタイミング』

・歯磨きの「前」と「後」、どちらが正解?

「歯磨きとフロス(糸ようじ)、どっちを先にするのがいいの?」
これも、本当によくご質問いただきます。

私たち歯科衛生士の答えは、「圧倒的に『前』!!」です。

なぜなら、むし歯を予防するために一番大切なのが「フッ素」を歯のすみずみまで届けることだからです。実は、大人のむし歯が一番できやすいのは「歯と歯の間」なんです。

先にフロスをして歯と歯の間の汚れ(プラーク)を取り除いておくことで、そのあとの歯磨きで、フッ素入りの歯磨き粉の成分が歯と歯の間にしっかり入り込んでくれます。
「まずはフロスで道を作ってから、歯磨き粉のフッ素を届ける」
ぜひ、今日の夜からこの順番を試してみてくださいね!

まとめ:正しい磨き方を身につけて、むし歯ゼロを目指しましょう!

毎日、家事やお仕事、子育てなどで忙しくされていると、毎回の歯磨きを完璧にするのは本当に大変ですよね。
だからこそ、特別なケアをあれこれ追加して無理をするのではなく、まずは毎日の歯磨きで「順番を決めて磨くこと」だけを意識してみてください。それだけでも、磨き残しは減り、お口の環境はグッと良くなりますよ!

そして、ご自宅でのケアを頑張った成果を、ぜひ定期検診の際に私たち歯科衛生士に見せてくださいね。
「ここが綺麗に磨けるようになりましたね!」と、皆さまの日々の頑張りを一緒に分かち合いながら、お口の健康づくりをサポートさせていただければ嬉しいです。

歯磨きのやり方で分からないことがあれば、医療法人社団栗林歯科医院のスタッフへ、いつでもお気軽にご相談ください!

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