今回は、e.maxの作り方についてご紹介します。
1.e.maxとは?
2.e.maxの作り方
1.e.maxとは?
まず、e.maxとは、二ケイ酸リチウムが主成分となるセラミックの一種です。
2.e.maxの作り方
①型どり
この作業は患者さま、歯科医師の2人がいないと成り立たないものです。
型どりには種類があり、カメラを内蔵した機械でスキャンをする方法や、型どり材で口腔内で直接型を取る方法などいろいろあります。
e.maxはどちらでもできますが、パソコンで設計していくのでスキャンを使用することが多いです。
②設計
スキャンで型どりをした場合は、すぐに口腔内のデータが技工所へ転送されます。
転送されたデータから設計ソフト(CAD)を使い、その人その人に合わせた歯の形を設計していきます。
③削り出し
設計が終わると、専用の機械で設計した通りに削っていきます。
このままだとまだ紫色です!
④色付け、研磨
紫色のままだと口の中に入れることは出来ないので、クリスタライゼーションを行い歯の色にします。
その後、色を塗る、焼くを繰り返して本物の歯のようにしていきます。
色付けが終わったらツヤを出すためのものを塗って焼きます。
⑤完成
最後に研磨して、完成です!