A.作り方と栄養価が違います。
1.絹豆腐
豆乳をそのまま、型に流し込み固めたものです。
水を抜くという作業がないため、濃度の濃い豆乳が使われます。
そのため、なめらかな食感と豆乳の味を楽しむことができます。
<絹豆腐> ※100gあたり
エネルギー:56kcal
タンパク質:5.3.g
カルシウム:75g
2.木綿
豆乳ににがりなどの凝固剤を入れ、固めたものを一度崩して、型にいれます。
そのあと、重しを乗せて水分や油分を抜いたものです。
そのため、水分や油分が抜けているため、しっかりとした食感が楽しむことができます。
<木綿豆腐> ※100gあたり
エネルギー:72kcal
タンパク質:7.0g
カルシウム:93g
その他、食物繊維や鉄分を比べると、木綿豆腐の方が多いのが特徴です。
3.豆腐の強み
豆腐の強みは下記の通りです。
唯一の植物性タンパク質です。
1)カルシウム
カルシウムが含まれているので、筋肉や、歯や骨になります。
2)レシチン
レシチンという栄養が含まれているので、脂肪肝の予防や、脳の老化予防になります。
3)大豆イソフラボン
大豆イソフラボンの効果で、更年期障害の予防になります。また、美肌を作る効果もあります。
4)サポニン
サポニンは、動脈硬化の予防をしてくれます。
たんぱく質を豊富に含み、低カロリーが魅力な豆腐は、ダイエット中の方、成長期のお子さま、閉経前の女性、生活習慣が気になる方などに、おすすめな食品です。
特徴を理解し、さまざまな料理に活用しましょう!
栗林歯科医院 管理栄養士 監修