1.生え変わりのメカニズム
2.大人の歯と永久歯の違い
3.歯が生え変わる理由
1.生え変わりのメカニズム
人は、乳歯から永久歯に生え変わります。
時期の個人差はありますが、大体12歳くらいまでの間に生え変わると言われています。
乳歯の下に、永久歯ができ始め、永久歯が成長するにつれて、乳歯の根っこがだんだん溶けて短くなっていきます。
根っこが短くなった乳歯はグラグラになりやがて抜けて、その後永久歯が生えてきます。
2.大人の歯と永久歯の違い
2つの大きな違いとして、まず色が違います。
乳歯は黄色味を帯びていますが、永久歯は白っぽいです。
理由は、乳歯の方がエナメル質が薄いためです。
また、むし歯の進行が、乳歯の方がはやいという違いもあります。
エナメル質が薄いことで、歯の質が弱く、むし歯の進行がはやくなってしまいます。
3.歯が生え変わる理由
私たちの歯は、一度生え変わります。
その理由として、成長と共に、身体や顎が大きくなっていきますが、乳歯は大きくなりません。
そのため、乳歯よりも一回り大きい永久歯に生え変わります。
歯は一生涯を共にする大事な身体の一部です。
大事にして、生涯自分の歯で過ごせるようにしましょう。
〈参考文献〉
クイズ100選 楽しい歯と口の学習材
石黒幸司著 東山書房発行
栗林歯科医院 歯科医師 監修