つわりで辛い妊娠中の歯みがきのコツ5つ

今回は、つわりで辛い妊娠中の歯みがきのコツを5つご紹介します。

1.1日に1回はお口の中を綺麗にする
2.小さめの歯ブラシを使う
3.電動歯ブラシを使う
4.マウスウォッシュを使う
5.ダラダラを食べしない

1.1日に1回はお口の中を綺麗にする

気分が悪く、食事の後に歯みがきができない場合は1日1回、どこかの時間で歯みがきを丁寧に行うようにしましょう。
夜寝る前に歯みがきを丁寧に行うことがベストです。
ですが、つわりなどで夜寝る前に歯みがきが無理な場合は、体調が良い時を見計らって、1日のどこかのタイミングで丁寧に歯みがきするように心がけましょう。

歯みがきを行うのは、むし歯予防と歯周病予防を行うためです。
むし歯を発生させないためと、歯周病を発生したり、もしくは悪化させないため、1日1回はきちんと歯みがき行うことが望ましいです。

2.小さめの歯ブラシを使う

大きな歯ブラシが気持ち悪くなる場合は、歯みがきの時間はかかりますが、お子様用の歯ブラシや、先が細くなっているタフトブラシなど、大きさを変えることをおすすめします。

ばい菌を落とすことが目的なので、ご自身の現状に合った歯ブラシを使いましょう。

えずいてしまう、嘔吐反射がある方も同様ですが、顔を下向きにして磨くと少しラクに磨けます。

無理ない程度に、ただ口腔ケアはとても大切なので、お腹の赤ちゃんのためにもお口を綺麗にしておきましょう。

3.電動歯ブラシを使う

音波歯ブラシ(電動歯ブラシ)を使用することもおすすめです。
音波歯ブラシを利用することで、歯みがきの時間を歯ブラシより短縮することができます。

当院でおすすめしている電動歯ブラシはCURAPROX(クラプロックス)というものです。
1分間に22,000~42,000回の音波振動がばい菌を落としてツルツルの歯になります。

4.マウスウォッシュを使う

どうしてもつわりが酷く歯みがきができない場合は、洗口剤で口をゆすぐことをおすすめしています。
洗口剤で口をゆすぐことで、何も行わないよりはむし歯・歯周病に効果があります。
当院でおすすめしている洗口剤は下記の2つです。

歯周病予防には、モンダミンHABITTOPROをおすすめしています。

むし歯予防には、BEE BRANDをおすすめしています。

洗口剤について詳しくはこちら

5.ダラダラを食べしない

食べ物をダラダラ食べていると、むし歯のリスクが上がってしまいます。

砂糖は、ミュータンス菌というむし歯菌のエサになります。むし歯菌は、酸を出して歯を溶かします。

甘いものや、酸味のものをダラダラ摂取していると、その時間中歯が溶け続けているので、特にむし歯のリスクが上がります。
食べる時間を決めて食事をするように心がけましょう。

安定期に歯科医院でのクリーニングもおすすめです!
体調が良いときは是非、検診も受けましょう!
まずはお気軽にご相談くださいね。

栗林歯科医院 歯科衛生士 監修

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