歯の生え変わり時期に気をつけること3つ

歯の生え変わり時期は、「むし歯」に気をつけましょう!

1. むし歯予防で「フッ素」を取り入れる
2. 乳歯のむし歯も治療をする
3.お子様の口の中をよく見る

生え変わり時期の永久歯は、成熟した永久歯より
・歯の表面が粗い
・バイ菌や汚れがつきやすい
・酸に溶けやすい
などの理由でむし歯になりやすいと言われています。

そのため、むし歯にならないための、生え変わり時期の3つのポイントをご紹介します。

1. むし歯予防で「フッ素」を取り入れる

フッ素には、バイ菌の出す酸によって溶かされた歯を修復する働き(再石灰化)があります。

フッ素の効果を得るためにも、高濃度フッ素配合の歯みがき粉や、歯科医院でのフッ素塗布がおすすめです。

1)歯みがき粉

歯みがき粉を選ぶ時は、
・歯が生えてから5歳まではフッ素濃度が1000ppmF
・6歳以上は大人同様に、フッ素濃度が1450ppmFがおすすめです。
(国内で1番多いフッ素配合量)

2)歯医者のフッ素塗布

歯科医院のフッ素塗布では、9000ppmのフッ素が高濃度のものを使用しています。
普段のフッ素入り歯みがき粉に加えて3ヶ月に1回行うとよりむし歯予防に効果的です。

2. 乳歯のむし歯も治療をする

乳歯はむし歯の進行が早いです。
乳歯のむし歯を放置すると、永久歯の質や歯並びに影響するため、早く治療を行いましょう。

3.お子さんの口の中をよく見る

舌の前歯などは、乳歯が抜ける前に、永久歯が乳歯を避けて生えてしまうことがあります。
普段からお子さんのお口をよく見て、気になることがあれば、早めに歯科医院に相談しましょう。

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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