A.歯みがきは、歯が生え始めたら行いましょう!
詳しくは下記でご説明します。
1.歯ブラシの慣らし方
2.歯が生える時期の個人差
3.歯科医院に相談した方が良い場合
1.歯ブラシの慣らし方
歯ブラシを入れることに慣れていないと、歯みがきを嫌がってしまうこともあります。
歯が生え始める前から、濡れたガーゼでお口を拭ってあげたりすることから慣らしていくことが大切です。
そして、乳歯が生え始めたら、歯ブラシを使って、保護者の方が磨きましょう。
最初のうちはあまりバイ菌も多くついていないので、歯ブラシで歯を軽く擦ってあげるくらいで大丈夫です。
この時、歯みがきを嫌がっているのに無理矢理続けてしまうと、歯みがきが嫌いになり、習慣化が難しくなる赤ちゃんもいます。
生え始めの歯みがきは、1日に3回歯磨きする!というような回数にはあまりこだわらずに、お子さんの機嫌が良い時など、タイミングを見て行っていくことがとても大切です。
2.歯が生える時期の個人差
1番初めに生えてくる歯は下の前歯です。
ですが、歯が生える時期にはかなり個人差があります。
歯が生えるのが早い子だと4ヶ月頃から生え始め、遅い子では1歳4ヶ月頃から生えてきます。
歯が生えるのが早い子と遅い子の間では、1歳ほど時期に差が出ます。
7ヶ月後から生えてくるのが平均的です。
また、男女でも生える時期に若干の違いがあります。
1)乳歯が生えてくる時期:男の子の場合
男の子の場合は「約7ヶ月頃」から、1番最初に生える下の前歯が生え始めます。
2)乳歯が生えてくる時期:女の子の場合
女の子の場合は「約8ヶ月頃」から、1番最初に生える下の前歯が生え始めます。
早いお子さんだと、2歳には乳歯がすべて(20本)生え揃います。遅くとも3歳には揃ってきます。
基準はありますが、生えるスピードは、身体の成長と同じで個人差が出ることもあります。
3.歯科医院に相談した方が良い場合
下記の3つの場合の時は、歯科医院に相談しましょう。
1)乳歯の本数が不足している
乳歯の本数が不足している場合は、歯並びに影響する可能性があるので、早めに歯科医院に相談しましょう。
2)余分な歯が生えていて、他の歯や歯並びを阻害している
余分な歯が生えている場合は、歯並びに影響してしまう可能性があります。
こちらも歯科医院に相談しましょう。
3)1歳のお誕生日を迎えても乳歯が生えてこない場合
1歳のお誕生日を迎えても乳歯が生えてこないことあります。
その方も、早めに歯科医院にご相談くださいね。
1歳になって歯が生えてこない場合は、なぜ歯が生えてこないかをレントゲン撮影して、永久歯が形成されているか確認できるので、お気軽に当院にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修