1.矯正治療の適齢
2.年齢別の矯正装置
1.矯正治療の適齢
矯正治療の適齢は、特にありません。やる気さえあれば、何歳でも治療は行うことができます。
当院では、3歳~60代の矯正患者様がいます。
それそれの骨の状態・歯ぐきの状態も関係するため、必ずできるとは限りませんが、年齢により矯正治療ができなかった事はほとんどありませんので、一度お気軽にご相談ください。
お子様の方が骨が柔らかいため、歯が動きやすい、将来抜歯となるリスクが少ないなどメリットも多いです。
ですが、成人矯正の場合は、ご自身で治療内容を理解し、納得した上で治療を決めている方ばかりなので、自分自身でモチベーションを保って、矯正治療に取り組める方が多いです。
お子様と比べて大人の方が、むし歯や歯周病の症状、予防方法などもより理解しているので、成人矯正の方がむし歯のリスクなどが下げられる、というメリットもあります。
どこを優先するかは人それぞれ違うので、一概に早く始めるのが良い、とは言い切れません。
2.年齢別の矯正装置
矯正装置には、大きく分けて2種類の年齢区分があります。
1つは小児矯正で、マウスピースを使用します。
対象年齢は3歳から使用できます。
使い方は、起きている時に、1日2時間以上使用し、寝ている時も装着します。
9歳以上の方は、成人用の矯正装置を使用します。
ワイヤーを使用した矯正と、マウスピース型の矯正の2種類があります。
どちらも3週間ごとに調整を行いながら、歯を動かしていきます。
使用できる装置は歯並びによって異なるので、一度歯科医院で詳しい検査を行うことが必要です。
矯正治療はご本人のやる気が一番大事なので、興味がある段階でまずはお気軽にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修