A.間接的に、歯周病の原因になります。
理由は、歯石の表面はザラザラしているため、バイ菌が付きやすい状態です。
放置すると歯周病になったり、歯石も大きくなってしまいます。
そうなる前に、早めに歯科医院で歯石を除去してもらいましょう!
〈歯石とは?〉
歯石は、歯垢(プラーク)が唾液に含まれるカルシウムやリンと結びつき、石灰化して硬くなったものです。
歯垢(プラーク)はバイ菌のかたまりで、億単位の細菌が含まれています。
この歯垢(プラーク)の中に、むし歯や歯周病の原因菌も含まれているため、歯磨きでしっかり落とせていないと、バイ菌がどんどん増殖していきます。
〈歯石を放置すると…?〉
歯石の表面はザラザラしているので、バイ菌が付着しやすく、むし歯や歯周病のリスクを高めます。
歯石に含まれるバイ菌は死滅しているため、歯石が直接、むし歯や歯周病を引き起こすわけではありません。
ですが、歯石は歯ブラシでは落とすことができないため、病気のリスクを下げるためにも、歯科医院の専用機器で除去が必要です!
歯石がある方は、お早めに一度歯科医院へお越しくださいね!
栗林歯科医院 歯科医師 監修