いも類は、3つの特徴があります。
1)腸内環境を整える
2)血糖値上昇を抑える
3)中性脂肪・コレステロールを抑える
さつまいもやじゃがいもなどの芋類は、炭水化物が多い野菜です。
いも類には、炭水化物の一種であるレジスタントスターチが多く含まれています。
レジスタントスターチは、「消化されにくいでんぷん」という意味で、炭水化物でありながらも、食物繊維のような働きをするでんぷんのことです。
一般的なでんぷんは摂取後に、糖質に分解されて小腸で吸収され、エネルギーとなります。
それに対してレジスタントスターチは、小腸では吸収されずに大腸まで届き、腸内細菌のえさになって善玉菌を増やし、腸内環境を良好にしてくれる働きがあります。
また、血糖値上昇を抑えたり、血中コレステロール、中性脂肪の低下にもつながります。
レジスタントスターチは、いも類のほか、豆類や米などに多く含まれており、加熱により減り、冷やすことにより増えるという特徴があります。
現在食べている間食を、チョコレートやスナック菓子から、お芋に変えてみませんか?
腸内環境が良くなると、免疫力アップにも繋がります。
ただし、食べ過ぎには注意なので、適度な量で取り入れてみましょう。
栗林歯科医院 管理栄養士 監修