A.菌の増殖を防止するためです。
スーパーで卵が常温販売されている理由は、温度変化での結露防止・傷み防止のためです。
家に持ち帰るまでに温度変化が激しく、その場合、卵が傷みやすくなります。
温度変化により、表面に結露がつくと、雑菌が気孔という、卵にある細かい穴から入ってしまいます。
卵は、10℃以下での保存が望ましいので、購入後は、速やかにご自宅で冷蔵保存しましょう。
止むを得ず、常温で保存する場合は、風通しの良い冷暗所で保管しましょう。
また、冷蔵庫の中の適切な保存方法として、ドアポケットに入れるのは望ましくありません。
理由は、ドアの開閉によって温度変化が起こりやすく、また、振動でヒビが入る可能性があるからです。
また、尖った方を下にすることも大事です。
丸い方よりも尖っている方が強度が強いので、衝撃に強く、割れにくいという特徴があります。
適切な保存方法で、卵を日々の生活に取り入れていきましょう!
【参考文献】
・(株)落水正商店:たまごのお話コラム
・(株)フカべエッグ:たまごについて
・一般社団法人日本養鶏協会:たまごの知識
栗林歯科医院 管理栄養士 監修