A.進行度合いにより、痛みは変わります。
むし歯には進行度合いがありますが、そのレベルによって治療に痛みが伴うものがあります。
また、人により痛みの感じ方が異なるので、個人差も大きいです。
痛くないむし歯
むし歯のレベルにより、痛みを伴わないものがあります。
COやC1という、初期のむし歯はむし歯がエナメル質にとどまっている状態なので、痛みは感じません。
理由は、エナメル質には神経が通っていないためです。
痛いむし歯
痛みが出るむし歯は、C2以降、歯の神経に近づいたむし歯です。
むし歯の穴が小さくても、歯の中でむし歯が深く広がっている可能性もあります。
そうなると、検査の段階でも痛みを感じるかもしれません。
C3という、神経に達したむし歯の段階が、神経が生きている状態なので痛いですが、C4という深くなったむし歯になると、神経が破壊されて機能しなくなるので、痛みがなくなることが多いです。
痛みを伴う治療の場合は、麻酔を行ったりして治療します。
ですが、そうなる前の予防が大切なので、早期に治療することを心がけましょう。
まずはお気軽にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修