A.食後に、磨くことが望ましいです。
その中でも、一番重要なのは、寝る前の歯みがきです。
寝ている間は、唾液の分泌が少なくなるので、むし歯になりやすくなります。
唾液には、下記のような働きがあります。
1)お口の洗浄・自浄作用が働く
2)殺菌・抗菌作用がある
3)緩衝作用がある
4)保護・潤滑作用がある
5)再石灰化作用がある
この唾液が減ってしまう寝ている間は、むし歯のリスクが上がってしまうので、フッ素入りの歯みがき粉・洗口剤などを使って、しっかりと歯みがきをしましょう。
また、力が強すぎる歯みがきは歯のエナメル質を傷つけたり、歯ぐきが退縮してしまったりすることにもつながります。
普段行うお口のケアでご不明な点があれば、当院の歯科衛生士が歯みがき指導も行なっているので、お気軽にご質問くださいね。
<参考文献>
監修:井上裕子/田村康治・編著:池田市歯科医師会 母親Q&A検討委員会
クインテッセンス出版株式会社
歯育て支援Q&A お母さんたちから194の質面に答えて
栗林歯科医院 歯科医師 監修