むし歯になってしまう理由に、下記があります。
1.ダラダラ食べをしている
糖が含まれているものや、お菓子、炭水化物などをダラダラと食べていると、歯が溶け続け、むし歯のリスクが増加すると言われています。
食事やお菓子、ジュースなどのものをダラダラと食べる習慣がある人は、食べる時間を決めて、間食の回数を減らすようにしましょう。
また、砂糖の摂取方法とむし歯について調べた研究では、下記のことが言われています。
(ヴァイプホルムの研究(1951))
多量の砂糖を1日に4回摂取した時、
1)食事の中より、間食で摂った方が、むし歯の増加が顕著
2)歯に付着しやすい形で砂糖を摂ると、むし歯の発生が促進される
キャラメルなどがむし歯になりやすい、と言われる理由は、上記を満たしやすい条件だからです。
2.フッ素を使っていない
フッ素は、歯の質を強くしてくれるものです。
また、フッ素はむし歯菌が酸を作るのを抑えてくれることで、お口の中が歯が溶けにくい環境になります。
フッ素入りの歯みがき粉や、歯医者さんでのフッ素塗布を心がけましょう。
3.ばい菌を落としきれていない
歯と歯の間や噛み合わせをする部分など、細かい部分にもばい菌がいます。
染め出し液などを定期的に使って、ばい菌を落とすことを心がけましょう。
フロスや、歯間ブラシ、タフトブラシなど、補助アイテムも使って、むし歯になりにくい生活習慣を身につけましょう!
<参考文献>
監修:井上裕子/田村康治・編著:池田市歯科医師会 母親Q&A検討委員会
クインテッセンス出版株式会社
歯育て支援Q&A お母さんたちから194の質面に答えて
栗林歯科医院 歯科医師 監修