1.歯周病チェック3つ
2.ご自宅のセルフケア方法
1.歯周病チェック3つ
歯周病になってしまったら、自宅でどれだけ頑張ってセルフケアをしても歯周病を治すことはできません。
歯科医院で適切な治療を行うことが必要となります。
まずは、歯周病になっていないのかご自身の歯ぐきをチェックしましょう。
1)歯ぐきの色
健康な歯ぐきはピンク色をしていて、炎症があると赤くなります。
2)歯ぐきの形
歯と歯ぐきの間は三角形になっていて、炎症があると丸くプクプクしていたり腫れます。
3)歯ぐきの出血
健康な歯ぐきは引き締まっていて出血はありません。
炎症があると歯みがきをしている時などに出血します。
この他にも、「口臭が気になる」「歯が長くなった」「舌で歯の表面を触るとザラザラする」などの自覚症状がある方もいます。
セルフチェックを行なって、1つでも問題があった場合は早めに歯科医院へ受診しましょう。
全く問題がない場合も、毎日の継続したセルフケアと、定期的な歯科医院でのメインテナンスが大切です。
2.ご自宅のセルフケア方法
ご自宅でのセルフケアは
・歯ブラシのあて方
・口腔ケアグッズ
などが大切です。
1)歯ブラシのあて方
歯ブラシの角度を45度にして、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)も丁寧に磨きましょう。
歯周ポケットに歯垢(プラーク)が溜まって取りきれないとそれが歯石に変わり、その歯石に歯垢(プラーク)がまた付く、という悪循環に陥ってしまいます。
2)口腔ケアグッズ
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシ、先端が細いタフトブラシを併用しましょう。
歯ブラシ以外のグッズも使うことで、歯ブラシでは届きにくい奥歯や歯と歯の間などをしっかり磨くことができます。
1番重要なのは、毎日の正しいセルフケアと歯科医院でのメインテナンスを行うことです。
歯並びは一人ひとり異なるため、歯ブラシのあて方も異なります。
当院では、自分の歯に合った歯ブラシの仕方なども、歯科衛生士からお伝えしています。
気になる方はまずはお気軽にお問い合せくださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修