歯の根っこの治療(根管治療)が必要なのは、主に下記の4つです。
1.ばい菌が神経に達している時
2.ぶつけた・転んだ衝撃で歯の神経が死んだ時
3.移植した歯がある時
4.矯正治療で最終的に抜歯の必要がある歯
1.ばい菌が神経に達している時
むし歯などの原因でばい菌が神経に到達している場合は、ばい菌を取る処置が必要となります。
その際、根管治療を行います。
2.ぶつけた・転んだ衝撃で歯の神経が死んだ時
歯をぶつけたり、転んだりした衝撃で神経が死んでしまうことがあります。
その場合も、死んでしまった歯の神経を取る必要があります。
3.移植した歯がある時
親知らずを移植し、一時的な奥歯とする対処療法を行った際、神経は既に死んでしまっているので、同じく神経を取る必要があります。
4.矯正治療で最終的に抜歯の必要がある歯
矯正で抜歯が必要な歯がある場合は、少しずつ歯を削る過程で痛みが出るため、削る前に神経を取る処置を行います。
根管治療が必要な状態の歯がある方は、お早めに歯科医院にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修