A.歯科医院のお掃除で着色が取れない場合はむし歯です。
歯科医院で治療の必要があります。
詳しくは下記でご紹介します。
1.着色の場合
2.むし歯の場合
1.着色の場合
むし歯ではなく、着色で歯の溝などが黒く見えることもあります。
着色の場合は、歯科医院の専用器具を使用してお掃除すると、綺麗に着色を取ることができます。
日頃から紅茶・緑茶・コーヒーなど、着色しやすいものを飲まれる方は注意が必要です。
歯の溝が黒く、心配な場合は歯科医院で検査を受けましょう。
2.むし歯の場合
むし歯の場合、歯科医院でお掃除しても黒色を落とすことはできません。
むし歯が黒く見えるのは、再石灰化の際に、黒色系の色素が取り込まれて歯が黒く見えると考えられています。
歯は、お口の中で
・むし歯菌が出す酸によりエナメル質のミネラルが溶け出す脱灰と
・唾液の作用によって溶け出したリン・カルシウムなどが再び歯に取り込まれる再石灰化
が繰り返されています。
むし歯の場合は、発見し次第、早期に治療しましょう。
むし歯の判断基準は主に下記です。
ーむし歯の判断基準ー
①歯に穴がいている
②歯がしみる
③歯が溶けている様子がわかる(X線)
など
また、むし歯は黒いものだけでなく、初期段階のむし歯では白いむし歯もあります。①歯の表面に白い斑点に見えるむし歯②他の歯と比較して透明感がなく、白く濁るむし歯があります。
疑わしい歯がある場合は放置せずに、歯科医院に3ヶ月に1回のメインテナンスで、初期むし歯を発見しましょう!
一度歯科医院の検査で、詳しく歯の内部まで調べることをおすすめします。
お気軽にお問合せくださいね!
栗林歯科医院 歯科医師 監修