「ラミネートベニア」という方法で不自然な見た目を改善できる可能性があります。
今回は、ラミネートベニアについてご紹介します。
1.ラミネートベニアとは
2.ラミネートベニアのメリット・デメリット
3.ラミネートベニアが適しているケース
1.ラミネートベニアとは
ラミネートベニアとは、歯の表面を0.3~0.5mm程度削り「ラミネートベニア」というセラミック製の薄い板を貼り付ける方法です。
2.ラミネートベニアのメリット・デメリット
ラミネートベニアのメリット・デメリットは下記の通りです。
1)メリット
・歯の形や大きさ、変色に対応できる
・治療が短期間で行える
・歯全体の被せ物(クラウン)に比べて歯を削る量が少ない
2)デメリット
・歯の表面を、少量ではあるが削る必要がある
・貼りつけるセラミック製の板はとても薄く、強度が求められる部位には使用できない
・セラミック製のため、欠けることがある
・保険適用外となる
3.ラミネートベニアが適しているケース
ラミネートベニアが適しているケースは、下記の通りです。
1)歯の変色が強い場合
歯の変色が強く、ホワイトニングで効果が得にくい場合は適しています。
2)前歯の隙間を狭くしたい場合(すきっ歯)
ラミネートベニアで歯の形・大きさを変えて、前歯の隙間を無くすことも可能です。
反対に、ラミネートベニアが適さないケースは、噛み合わせが良くない場合や、歯ぎしり・食いしばりがある場合は、ラミネートベニアが欠けたり、外れる可能性が高くなってしまうのでおすすめできません。
歯の詰め物・被せ物について悩んでいる方は、お気軽にご予約くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修