A.フッ素入りの歯みがき粉で歯を磨き、少量の水で5秒うがいしましょう!
1.むし歯予防の口のゆすぎ方
2.おすすめの歯みがき粉
1.むし歯予防の口のゆすぎ方
むし歯予防に効果があり、おすすめと言われているのは、フッ素入りの歯みがき粉です。
フッ素は、バイ菌によって溶かされた歯を修復する「再石灰化」の働きを促進させます。
フッ素入りの歯みがき粉を使用し、口をゆすぐのを「少量の水(15ml)で1回」で行うことを心がけましょう。
※15ml=ペットボトルのふた約2杯分
(参考文献:Dent.File別紙「大人う蝕時代のフッカ物応用」荒川浩久、ライオン歯科材株式会社、2016年)
歯みがき後に何回もうがいを行うと、歯みがき粉に含まれるフッ素がうがいをするたびに薄くなってしまいます。
そのため、多くのフッ素を残すために少量の水(15ml)で1回のうがいを推奨しています。
また、よりフッ素の効果を高めるためにも、歯みがき後は「2時間程度」は、飲食を控えた方が良いと言われています。
2.おすすめの歯みがき粉
むし歯予防には、高濃度フッ素の歯みがき粉がおすすめです。
歯が生えてからは、「1,000ppmF」のフッ素濃度のものがおすすめです。
6歳以上の方は、歯みがき粉を選ぶ時にはパッケージを見て「1,450ppmF」のものを選びましょう。
※1,450ppmF=日本で売られている中で、一番高い高濃度フッ素です
むし歯予防のためにも今日から、口のゆすぎ方も意識してみてくださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修