今回は、歯医者がおすすめする、むし歯予防の歯みがき粉についてご紹介します。
1.選ぶ基準は高濃度フッ化物(フッ素)
2.おすすめ歯みがき粉Check-Up
1.選ぶ基準は高濃度フッ化物(フッ素)
当院のおすすめは、むし歯予防のためのフッ化物(フッ素)が多く入っている歯みがき粉です。
歯みがき粉でフッ化物(フッ素)濃度が様々ありますが、大人の場合、特に1,450ppmF以上の濃度の歯みがき粉を推奨しています。
フッ化物(フッ素)は歯を強くする働きがあり、歯みがき時などに使うと、むし歯の予防効果が高くなります。
一般的に販売されている歯みがき粉のフッ化物(フッ素)濃度は500ppmF〜1,500ppmFです。
1,000ppmF以上の歯みがき粉は、500ppmF濃度が高くなるにつれ、むし歯予防効果が6%高くなると言われています。
毎日のむし歯予防に、フッ化物(フッ素)濃度が高い歯みがき粉を使いましょう!
フッ化物(フッ素)が配合されている目印は、パッケージ裏の成分表に「フッ化ナトリウム」と記載されているものです。
この部分の数字が1,450ppmF以上のものを選ぶのがおすすめです!
2.おすすめ歯みがき粉Check-Up
おすすめの歯みがき粉はそれぞれ、下記の通りです。
Check-Up kodomo(価格の目安 税込¥275)
Check-Up standard(価格の目安 税込¥640)
お子様用はCheck-Up kodomo、大人用はCheck-Up standardをおすすめしています。
Check-Upの歯みがき粉の大きな特徴は、市販品の中でもフッ化物濃度が高いことです。
歯科医院で塗布するフッ化物濃度は9,000ppmFと、とても濃度が高いものなのでそれには及びませんが、
・Check-Up standard(大人用)のミント味の歯みがき粉は1,450ppmF・Check-Up kodomo(お子様用)の歯みがき粉は900ppmF
のフッ化物(フッ素)が含まれています。
(※6歳未満のお子様に対して、フッ素濃度が1,000ppmFを超える歯みがき粉を使用すると、フッ素症のリスクが上がるため、6歳未満のお子様には使用をお控えください)
歯科医院で行うフッ化物(フッ素)塗布に加えて、毎日の歯みがきで高濃度フッ化物(フッ素)の歯みがき粉を使うと、より一層、むし歯の予防効果が期待できます。
上手にフッ化物(フッ素)を使用し、むし歯予防をしていきましょう!
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修