栗林歯科医院 歯科医師 監修
1.歯科のCTの被曝量
2.CT撮影が必要な理由
1.歯科のCTの被曝量
みなさんは、歯科の被曝量がどのくらいかご存知ですか?
そもそも被曝量とは、
人が受ける放射線の量のこと。
検査では、X線という放射線を照射してレントゲン撮影しています。
日本で普段生活していて、私たちが受けている「自然放射線」は、年間で約2.1mSv (ミリシーベルト)です。
これに対して、当院で使用しているCTでの被曝量は、1回あたり0.073mSv程度です。
比べると、とても低い被曝量だということが分かります。
また、当院ではCT撮影は、必要な時に行っているので、ご安心ください。
2.CT撮影が必要な理由
X線撮影はなぜ必要かというと、撮影すると
・顎の骨の厚み
・神経と歯の近さ
・根っこの形
・むし歯の進行度
など、たくさんの治療に必要な情報が判明するためです。
CT撮影を行った上で、行えるようになる治療が、
・インプラント治療
・親知らず抜歯
・神経を取る治療(根管治療)
など、歯科治療の安全性を高めて、より高度な治療を受けることができます。
病気を早期発見・早期治療して、自分の歯を少しでも多く健康に残せるようにしましょう!
栗林歯科医院 歯科医師 監修