A.本当です。
詳しくは下記でご紹介します。
1.舌の癖が影響した歯並び3つ
2.正しい舌の位置
3.矯正治療への悪影響
4.当院が筋機能療法(MFT)を行う目的
1.舌の癖が影響した歯並び3つ
舌の癖があると歯並びに悪影響を与えます。
普段過ごしている時に、舌が正しいポジションでないと、歯並びが崩れたり、口呼吸の原因になってしまいます。
舌が影響した歯並びを3つご紹介します。
1)開咬
2)下顎前突(受け口)
3)上顎前突(出っ歯)
2.正しい舌の位置
舌には安静時の、舌の正しいポジションが決まっています。
正しい位置をスポットと言い、場所は、上の前歯の裏の部分です。
安静時には、
1)舌の先がスポットにある
2)舌の奥の部分は上顎に接していて、上下の歯はわずかに開いている
3)唇はリラックスし閉じている
という3つが揃った状態が、正しい舌の位置です。
スポットは、普段、何もしていない時の舌の正しいポジションです。
ここに舌が置かれていないと、前歯を押してしまうなど、歯並びが悪くなる原因になります。
歯並びに悪影響を与える舌の癖は、治す必要があります。
3.矯正治療への悪影響
矯正装置を歯につけて歯並びを綺麗に治しても、舌で歯を押す癖があると、矯正治療が終わった後に、また歯並びがずれてきてしまいます。
そうならないために、当院では、矯正患者様全員に対して、舌のトレーニングを行っています。
舌は筋肉でできているので、筋トレをするように、舌の筋肉を鍛えていきます。
舌はスポット以外にも、
・飲み物を飲み込むときの舌の動かし方
・食べ物を飲み込むときの舌の動かし方
など、さまざまな動きを確認する必要があります。
舌の癖を治すことで、矯正治療のスピードアップや、矯正後の後戻り予防につながります。
4.当院が筋機能療法(MFT)を行う目的
当院の筋機能療法(MFT)は、矯正患者さんを中心に行っています。
(最大18回・110,000円(税込))
当院が筋機能療法(MFT)を行う目的は、下記の6つです。
1)舌の筋肉の力を強くするため
2)唇や頬、口の周りの筋肉に力をつけるため
3)正しい飲み方を覚えるため
4)舌の正しい位置を覚えるため
5)トレーニングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち、日常生活の中で習慣化するため
6)舌が歯に当たることによる、矯正治療後の後戻りの防止のため
12種類の舌のトレーニングを行い、舌を正しい位置へと修正します。
まだ歯並びが悪くなっていない方は予防のために、歯並びのお悩みを抱えている方は治療のために、ぜひお気軽にご相談さい。
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修