今回は、親知らずが何歳頃から生えてくるか、ご紹介します。
1.親知らずとは
2.親知らずが生えてくる年齢
3.親知らずを抜歯した方が良い年齢
4.抜歯にかかる日数
1.親知らずとは
親知らずとは、前歯から奥歯側へ数えて、8番目の歯のことです。
「第三大臼歯」が正式な名前で、智歯(ちし)とも呼ばれています。
親知らずは必ず生えるという訳ではなく、日本人ではおよそ30%の確率で、先天的に親知らずがないと言われています。
2.親知らずが生えてくる年齢
親知らずが生えてくる年齢は、10代後半〜20代前半だと言われています。
名前の由来は、親に知られることなく歯が生えるのがだとも言われています。
(参考:テーマパーク8020)
3.親知らずを抜歯した方が良い年齢
年齢が若いうちに、抜歯する必要がある親知らずは抜歯することをおすすめします。
理由は、若ければ年齢による難易度の上昇もなく、全身疾患の割合も少ないからです。
年齢を重ねるほど骨が硬くなるので、抜歯に必要な施術時間が延びます。
また、傷の治りも若年層の方が早いため、抜歯が必要と判断された歯は早めに抜歯しましょう。
4.抜歯にかかる日数
抜歯を行う前に、まず検査が必要です。
検査自体の時間と、親知らずの状態を確認します。
全体の噛み合わせによっては、親知らずを抜歯せずに残して矯正治療で使用したり、神経との距離が近い場合は、CTを撮影して、神経と歯の距離がどのくらいあるのか確認する必要があるので、ご来院当日には抜歯しないことが多いです。
(当日中に抜歯する場合もあります)
※CT撮影は保険適応で¥3,500程度です
親知らずを抜こうか考えている方は、まず歯医者さんにご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修