今回は、笑顔が美しくなれる方法として舌のトレーニングの筋機能療法(MFT)をご紹介します。
1.舌の癖が影響した歯並び
2.舌の癖ってどういうもの?
3.矯正治療への悪影響
4.当院の筋機能療法(MFT)
1.舌の癖が影響した歯並び
舌の癖と歯並びは、大きく関わっています。
普段の舌の場所も、正しいポジションが決まっています。
普段過ごしている時に、舌が正しいポジションでないと、歯並びが崩れたり、口呼吸の原因になってしまいます。
舌が影響した歯並びを3つご紹介します。
2.舌の癖ってどういうもの?
舌の正しい位置のことをスポットと呼びます。
上の前歯の裏の部分です。
スポットは、普段、何もしていない時の舌の正しいポジションです。
ここに舌が置かれておらず、前歯を押してしまっていたり、上顎にくっついていない状態だと、歯並びが悪くなる原因になります。
歯並びに影響する舌の位置は、正しく治していく必要があります。
3.矯正治療への悪影響
矯正装置を歯につけて歯並びをきれいにしても、舌で歯を押す癖があると、矯正治療が終わった後、また歯並びがずれてきてしまいます。
そうならないために、当院では、矯正患者様全員に、舌のトレーニングを行っています。
舌は筋肉でできていますから、筋トレをするように舌を鍛えていきます。
舌はスポット以外にも、飲み物を飲み込むときの舌の動かし方、食べ物の飲み込み方など、さまざまな動きを確認する必要があります。
舌の癖を治すことで、矯正治療のスピードアップや、矯正後の後戻り予防になります。
4.当院の筋機能療法(MFT)
当院の筋機能療法(MFT)は、矯正患者さんを中心に、行っています。(最大18回・110,000円)
当院が筋機能療法(MFT)を行う目的は、下記の6つです。
1)舌の筋肉の力を強くするため
2)唇や頬、口の周りの筋肉に力をつけるため
3)正しい飲み方を覚えるため
4)舌の正しい位置を覚えるため
5)トレーニングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち日常生活の中で習慣化するため
6)舌が歯に当たることによる、矯正治療後の後戻りの防止のため
12種類の舌のトレーニングを行い、舌を正しい位置へと修正していきます。
まだ歯並びが悪くなっていない方は予防のため、お悩みを抱えている方は治療で、ぜひお気軽にご相談さい。
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修