今回は、インプラント治療を行おうと決めた際、歯医者選びを行う上で重要なこと5つについてご紹介します。
1.正しい診査診断が可能な設備が整っている
2.消毒・滅菌がなされている
3.チーム体制が整っている
4.アフターケアがしっかりしている
1.正しい診査診断が可能な設備が整っている
正しい診査診断を行うことで、安心安全なインプラント治療が可能になります。
CT撮らずにインプラント治療はできない、と言っても過言ではないほど、インプラント治療の診査診断の上で重要です。
特に下顎の場合、下歯槽神経という神経が顎に沿って走っています。
その神経は傷つけてはいけない部分なので、下歯槽神経まで十分な骨の厚みがあるか、インプラントができる状況か調べます。
2.消毒・滅菌がされている
滅菌とは、あらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅、または除去することをいいます。
インプラントのような外科処置を行う場合、あらゆる器具を滅菌し、感染してしまうリスクを限りなく低くすることが必須となります。
消毒・滅菌がされているという衛生面の環境はとても大切です。
3.チーム体制が整っている
インプラントに限らずですが、医療はチーム力がとても重要です。
インプラントに関しては、施術を行う歯科医師、アシスタント、必要な場合は麻酔科医との連携、という点がチーム医療に不可欠です。
また、難しいケースの場合は、インプラント専門医の歯科医師が施術を行います。
全身疾患をお持ちの患者様の場合は、かかりつけ医との連携も必要です。
緊急事態が起こった場合は、AEDや点滴も必要です。
あらゆることを想定してチーム体制で動いてくれる歯科医院で行えるのがベストです。
4.アフターケアがしっかりしている
インプラント治療は、インプラントをして終わりではありません。
インプラントは、きちんとしたアフターケアを行えば長い間維持出来ますが、適切なアフターケアが行われないと、インプラント周囲の歯周病などにかかってしまいます。
どんな高級車でも、定期的な車検をしないと、すぐに故障してしまうのと同じです。
当院は、治療開始前から治療終了後まで、プログラムを組んだ上で治療を行っていきます。
そして、治療終了後の予防に関しても、予防についての説明と予防プログラムのもと、診療を行います。
歯科医院を治療ではなく、予防のために通う場所にしていきましょう!
栗林歯科医院 歯科医師 監修