Q.小児矯正のメリット・デメリットはありますか?
ー小児矯正のメリットー
小児矯正のメリットは、永久歯が生えてきた時に抜歯する可能性が低くなります。
理由は、顎の成長を促す事ができるので、永久歯の生えてくるスペースを確保する事も可能だからです。
同時に、顎の成長をコントロールできるので、外科処置を伴う矯正治療の可能性を下げる事ができます。
ー小児矯正のデメリットー
小児矯正のデメリットは、治療期間が長いことです。
まず、8~9歳までマウスピースでの矯正治療を行い、その後、ブラケット(固定式装置)での矯正治療をスタートしていきます。
そこから永久歯が生え揃うまで行うので、個人差はありますが、最短でも15歳くらいまでは治療期間がかかります。
※8~9歳でも歯ブラシが上手にできない場合は、装置の装着が先延ばしになる可能性があります。
歯ブラシが上手にできない場合、装置をつける事により、むし歯のリスクが上がってしまうのを防ぐためです。
栗林歯科医院 歯科衛生士 監修