Q.矯正は何歳までに始めたら良いのでしょうか?

受け口(反対咬合)・出っ歯(上顎前突)の場合は、骨が柔らかい時期の治療開始が望ましいため、3歳~小学校低学年(遅くても11歳)までに治療を開始する必要があります。

時期を逃してしまうと、外科処置を伴う矯正治療になる可能性が高くなってしまいます。
その為、お子様の協力が得られれば、3歳からムーシールドを使用する事が望ましいです。

受け口、出っ歯などの不正咬合でなければ、自分のイメージした事ができるようになる(歯ブラシがしっかりできる)8~9歳から始めるのがベストです。
矯正治療をすぐに始めなくても良い場合は、6歳・8歳・10歳で見極めていきます。

その場合、矯正治療を始めるにあたって、確認しておく必要がある内容があります。

ー矯正前に確認することー
・本人が協力しようとしている
・本人のやる気がある
・本人が歯並びを治したい気持ちがある
・本人が歯ブラシがしっかりできる

上記に1つも当てはまらない場合は、矯正治療を開始するタイミングはまだ少し先と考えた方がいいかもしれません。

※矯正治療を始めるタイミングはまだ先かなと思われても、まず3歳までに一度歯科医院でご相談ください!
現状把握をした上で、経過観察をする場合は、検診も兼ねて3~6ヶ月おきに歯科医院で成長経過を診てもらう事をオススメします。

栗林歯科医院 歯科衛生士 監修

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