入れ歯でお困りの方へ
今、現在歯磨きをしっかりしていても、
昔歯磨きをしなかった、歯医者に通わなかった等で歯を失ってしまい、入れ歯をお使いになってる方々がいらっしゃると思います。
入れ歯をいざ使ってみると、
・取れてくる
・噛めない
・痛い
・慣れない
・人前でつけるのが恥ずかしい
等々問題が出てきます。
そんな時に助けになってくれるのが入れ歯安定剤です。
もちろん、自分でどうにかしようとせずに歯科医院に通って、入れ歯を削ってもらったり、隙間を埋めてもらうことも必要です!!!
ただ、歯を抜いて時間が過ぎていたり、骨が弱くなってくると入れ歯を支える歯茎が痩せ細るので、なかなか問題が解決できないことがあります。
そういう時に、入れ歯安定剤を使って頂くと問題が解決する場合があります。
入れ歯安定剤の種類
まず、安定剤には次の4種類あります。
この中で1番使われているのが、クリームタイプになります。
クッションタイプは、入れ歯と歯茎の間に隙間がたくさんある方にオススメです。
安定剤を使って頂くときにでてくる問題は、3つあります。
①料理の味が変わる。
ミントの香料が入っている製品だと、食べ物の味が変わる場合があります。
無添加、無香料の製品を選ぶようにして下さい。
②熱い食べ物・飲み物でベタベタする、溶ける。
確かに安定剤は、熱に弱いです。
しかし、大体の場合は安定剤のつけ過ぎで、入れ歯から溢れていることがほとんどです。
クリームタイプの製品だと、上あごの総入れ歯で小豆3粒分が適量です。なので、安定剤は本当に少量で大丈夫です。
③いちいち洗うのが面倒になる。
確かに外して洗うのは面倒です。
ただ、入れ歯を使っている人は、使ってない人より2.5倍も口の細菌が多いという報告があります。
面倒ですが、食後は外して流水で綺麗にして、寝る前には洗浄剤につけるようにして下さい。
普通の歯磨き粉で十分と思っている方が多いですが、入れ歯洗浄剤で毎日消毒することをオススメします。
どうでしたか?絶対に入れ歯で自分の歯があった時と同じようには食べれません。
入れ歯は、歯科医師と患者様の両方の努力が必要な治療です。
栗林歯科では少しでも自分の歯と同じように食べるよう、歯茎に合った入れ歯を作らして頂き患者様の豊かな人生の向上に貢献します。
それに加えて、患者様も安定剤や食事の仕方を工夫して頂けると幸いです。
また、どうしても入れ歯が使えない方もいらっしゃいます。
そんな時は、当院ではインプラント治療にも力を入れておりますので、ぜひご相談ください。
栗林歯科医院 歯科医師 監修