☆ 矯正日記番外編 パート2 ☆

こんにちは(^^♪

トリートメントコーディネーターの菅原です。


今年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

私は今年の目標を一つでも多く達成すべく、日々奮闘中です(*^。^*)


さて、今回は矯正治療の不思議についての第二弾です。

前回よりちょっと深いお話です。



Q3 月に1回(3週間に1回がベスト)ワイヤーを交換する意味。

A まず、歯を動かすには、歯が生えている骨を動かす必要があります。

ここで、骨の中の骨を溶かす細胞くんをA君、骨を作る細胞くんをB君とします。

 

例えば、歯を右から左へ動かすとすると、左側の骨が邪魔になりますね。

矯正の装置を着けることで、骨にある一定の弱い力がかかります。

そうすることで、左側の骨の中の細胞A君が動き出して、骨を溶かし始めます。

それと同時に、スペースが出来てしまった部分を補うべく、右側の骨の中の細胞B君も動きだし、骨を作り始めます。

 

1か月(3週間)かけて、動かしたい位置に歯を動かし、骨を作って、並んでほしいところにキープさせます。

この作業を繰り返すことで、少しずつ少しずつ、歯を並べていくそうです。

 

ということは、人間の骨を溶かして作るスピードには限界がある為、矯正治療は時間を短縮しようとしても、出来ないということになりますね。

矯正治療は、ホントに奥が深いですね!!(o)

 

 

Q4 私の場合、今現在は上の歯のワイヤーは交換しなくて良い理由    

A 今はもうある程度骨を動かし終わって、動かした場所に新たに骨が出来ている最中。

骨は歯が生える土台であるから、土台がしっかりすることで、歯がきれいに並ぶことが出来る。

 

逆に、骨(土台)がしっかり出来上がってない段階で、歯を動かすと、歯がきれいに並ばないということになりますね。

ということは、矯正治療には、人体の自然の力が不可欠なので、ある程度、時間をかけなければならないということになりますね。

人間って、すごいですね!!

 

 

今回はこの辺で(^.^)/~~~

 

 

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