2013年8月27日(火)TC勉強会を行いました。
【メンバー】
DH 辻田
TC 小山・野村・丸山・安西・菅原・粂川
【内容】
●意見交換
●外科OPEの準備、片付け
(今まで衛生士さんがやっていたOPEの準備を10月からTCが行うので、衛生士の辻田さんにレクチャーを受けました)
・種類と簡単な流れ
・使用器具28点setの名称、使い方
・バイタルの使い方、計り方
・インプランターの使い方
○OPE内容○
ソケットプリザベーション:骨の吸収を防止する為に抜歯の時点で人工骨などを穴に入れて骨を再生させる方法
・抜歯(鋭匙2種類大小使用し丁寧に取りきる)?人工骨を入れる?メンブレン(コラーゲンで出来た膜)をかぶせる?歯肉縫合
※術後5?6ヶ月経過をみて骨が出来ていればインプラント埋入
サイナスリフト(上顎洞底挙上術):臼歯部にインプラントを打とうとした際に上顎洞(鼻の横に広がる骨の空洞)までの距離が短く、そのままではインプラントが打てない場合に歯肉の側面から骨面を露出させて歯槽骨に窓をつくり、深く歯槽骨と上顎洞粘膜をはがしていき、できたスペースに骨移植を行い、骨の厚みを補う方法
※術後5?6ヶ月経過を見て骨が出来ていれば、インプラント埋入する事ができます
ソケットリフト:
サイナスリフトと同じくインプラントを打つ際に上顎の骨の厚みが不足している場合に、抜歯した所に先が鈍な棒を差し込み、棒をマレットで叩き歯槽骨と上顎洞を押し上げ、そこにできたスペースに骨移植を行い骨を増やしてインプラントを打つための厚みを補います
※抜歯とインプラント埋入を同時に行います
GBR(骨再生誘導療法):歯周病等で骨が失われ、骨の量が足りない部位に骨を増生させる方法
再生療法:歯周病などで失われた歯周組織を回復させる事を目的とする療法
【感想】
今回の勉強会では、辻田さんに外科OPEのレクチャーをしていただきました。
OPEで使う器具の名称や並べ方など、処置の流れと共に細かく
皆が理解しやすいように説明していただいたのでとてもわかりやすかったです。
バイタルの計り方も皆で実践しながら行ったので、感覚がつかめたと思います。
1人1人がきちんと処置内容を理解して、10月から行うOPE準備にむけて皆で復習しながら、間違いのないよう再度確認して
いきたいと思います。