久しぶりの、、、ニランジャン!!
久しぶりにあったら、俺の事を二ランをとってJan(ヤン)と呼んでくれって言われた。
イエテボリ大学のJan Lindhe(ヤン リンデ)教授と同じだ!!って自分で言ってた。
相変わらず、面白い男だ!!!
リンデ教授に失礼だから、、、これからもニランジャンでいこう。
今回の時間割が発表されました。
個人的には、10日のシュラビチャック教授の講義、Interdisciplinary planningがすごく楽しみです。
最初の講義は、ワックスアップでした。
ワックスアップの目的は、
ファンクション(機能)を考えた咬合構築を行う
です。
僕の左は、ニランジャン(インド、プネ)。
右は、モハメド(イラン)です。
それぞれ色分けされているのには意味があります。
ワックスアップを目的をもって行う事によって、将来フルマウスでインターディシプリナリーを行う際に重要になってきます。
矯正、プロビジョナル、補綴、インプラント、、、
咬合構築を行えるチャンスがある時に、しっかりとしたファンクション(機能)をもった咬合構築が可能となります。
今回は、下顎の第1大臼歯、上顎第1大臼歯、第2小臼歯、第1小臼歯、犬歯をワックスアップしていきます。
まずは、黄色のワックスで支台歯をコーティングしていきます。
シュラビチャック教授のスライドとウィーン大学の方法が若干異なります。
ここで、安香先生の言葉を思い出しました。
『どの学会でも方法は違えど、目指す場所は一緒。なので、郷に入りては郷に従う。』
赤色のワックスで、咬頭を構築していきます。
ワックスアップのポイントは、息を吹きかけながらコーンを作っていく事です。
とその前に、顎関節の角度を咬合器に反映させなくてはいけません。
今回は、黄色をはめ込みます。
咬合器を外す場合は、白い部分を解除します。
この白い部分を解除します。
右は、ホワイトで10°で設定。
左は、ブルーで0°に設定。
Active centric arch、Passive centric arch、Lingual active arch の部分を赤のワックスで盛り上げていきます。
また、頬側の Esthetic functional arch の部分は、グリーンワックスで盛り上げていきます。
ニランジャンは、どうなってるのかな、、、?
遅っ!! まだ、そこっ???
しかも、おだんごみたいになっとるやんか〜。
息吹きかけろ〜言うたのに〜。
ニランジャン、不器用だったんだね、、、。
不器用だけど、症例は素晴らしい、、、分からないものだ、、、世の中。
ここで、シークエンシャルテーブルをつけます。
下顎の6番をやるので、6の部分に設置されています。
それぞれ F(4前歯)、3、4、5、6でガイドの角度が違います。
前歯部にいくに従って、急な角度になっていきます。
また、このシークエンシャルテーブルは、他にも色分けされており、Cadiax(顎機能検査)により、自動的にどのテーブルを使うかコンピューターによりはじきだされます。
div><
div>
下顎は、ピンモデルといい、すべてが1歯づつ外せるようになっています。
下顎の右側6番をワックスアップしたい場合、下顎の右側67番以外を外します。
7番を残すのは、サポートをさせるためです。
ガイドさせる距離を5ミリにさせたい場合、黒を取り付けます。
そうすると、インサイザルピンが、5ミリ移動した状態で固定されます。
その状態で、ブルーのワックスを盛り上げていきます。
こういう感じです。
その頃、ニランジャンは、、、、
完全に間違えてる、、、。
完全に、、、。
しかも、5番遠心のワックスのコーン折れてるし、、、。
モハメドは、、、
器用なので、僕と同じペースで仕上げていきました!!
で、パッとニランジャン見たら、、、
寝てるやん!!!
完全に諦めたな、、、。
2人は、無事に終了したので、最後にキメ!!の写真。
残念ながら、、、
ニランジャンは、居残りになりました、、、、。
いつもお世話になっているので、みんなでニランジャンを助けました。
頑張れ!! ニランジャン。