【歯の健康】フッ素の効果とは?虫歯予防に役立つ3つのポイント

皆さんは、歯磨き粉は何を決め手に購入しますか?
(味、匂い、パッケージのオシャレさ、効果etc…)

そんな中でも特に注目してほしいポイントは、「フッ素配合」の表記。
皆さんも一度は見たことあると思います。

「フッ素が虫歯予防に効く!」っては聞いたことあるけど、具体的にどんな効果があるんだろう?

そんな疑問にお答えしたいと思います!

フッ素は虫歯予防に欠かせない成分です。
歯を強くし、虫歯菌の働きを抑えることで、健康な歯を保つのに役立ちます。
この記事では、フッ素の効果と正しい取り入れ方について、わかりやすく紹介します。

フッ素の3つの効果

1. エナメル質を強化し、虫歯を予防

エナメル質とは歯の表面の硬い組織です。
食事をすると、歯の表面が酸によって溶ける「脱灰」が起こります。
フッ素には「再石灰化」を促し、歯の修復を助ける働きがあり、歯を強くする効果があります。

2. 虫歯菌の活動を抑える

虫歯の原因となる「ミュータンス菌」は糖を分解して酸を作ります。
フッ素はこの菌の働きを弱め、酸の生成を抑えることで虫歯を防ぎます。

3. 初期の虫歯を修復する可能性がある

ごく初期の虫歯なら、フッ素の作用によって再石灰化が促され、健康な状態に戻せることがあります。

フッ素を効果的に取り入れる方法

1. フッ素入りの歯磨き粉を使う

フッ素濃度が1000ppm以上(現在、市販品では1450ppmが最高値)の歯磨き粉を選びましょう。
歯磨き後は、軽く1回すすぐ程度にすると、フッ素が口内に残りやすくなります。
できれば0回!すすぐ水もペットボトルのキャップ一杯分(5ml程度)だとgood!
また、成人の方は歯磨き粉はたっぷり2cm(ブラシの毛の長さ分)使用するとよりgood!

2. フッ素洗口液を活用する

フッ素入りのうがい薬を使うことで、口全体にフッ素が行き渡り、より効果的に虫歯予防ができます。

3. 歯科医院でフッ素塗布を受ける

歯科医院では高濃度のフッ素を塗布することができます。
特に子どもや、生えたばかりの永久歯にとっては有効な方法です。
栗林歯科医院では子供から大人まで、フッ素塗布を受けることができます!

フッ素を使う際の注意点

フッ素は安全ですが、過剰摂取には注意が必要です。
特に小さな子どもは、歯磨き粉を飲み込まないように気をつけましょう。
また、フッ素だけでは虫歯予防は十分とは言えません。正しい歯磨き習慣を続けることも大切です。

まとめ

フッ素は、エナメル質を強化し、虫歯菌の働きを抑え、初期の虫歯を修復することで虫歯予防に役立ちます。
フッ素入りの歯磨き粉や洗口液、歯科医院でのフッ素塗布をうまく活用し、健康な歯を守りましょう!

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