皆様こんにちは!歯科技工士の太田です!
5月、6月の歯科医師勉強会で歯形彫刻をやることになりました。
歯形彫刻ってなに?と思う方が多いと思います。
歯科における彫刻とは、石膏で出来た四角柱にリアルな歯の形をイメージして彫ったり模刻といって歯の模型をそのままそっくりに彫ったりすることです。
例えば、こんな感じです!(下の歯の大臼歯)
歯科技工士は学校で彫刻の授業があったり、国家試験の問題にもなっているのでとても身近なものですが、歯科医師はあまり彫刻をする機会がないです。
歯形彫刻によって得られることとして歯科医師にとっては、歯を削る時の適切な量がわかる、詰め物の形にリアリティをもてるなどです!
歯科技工士にとっては、歯の形のレパートリーが増える、天然の歯の形を理解することによって技工物を作製する際に清掃性を考慮した形態作り、作り物っぽくない歯を目指せるなどがあります!
前歯や下顎の歯は見えるところなので、作り物っぽくない天然の歯のように作って欲しいという方が多いです。そのための基礎や応用として彫刻を歯科医師にもしてもらいます!
今回は前歯の彫刻をする予定です!完成しましたらまたアップしますね!お楽しみに〜!