A.大きく分けて、摂食/嚥下・味覚の感知・発音/構音・表情をつくる、の4つがあります。
詳しくは、下記でご紹介します。
1.摂食/嚥下
2.味覚の感知
3.発音/構音
4.表情をつくる
1.摂食/嚥下
摂食・嚥下機能は、噛んで飲み込む機能です。
前歯で食べ物を噛み切って、奥歯で咀嚼し、分泌される唾液と食べ物を混ぜ合わせて飲み込むのにちょうど良い大きさの食塊を作って、飲み込みます。
2.味覚の感知
味覚の感知は味わうことです。
味蕾というお口の中にあるにあるセンサーが、食べ物の味を感知します。
味蕾の数は人により異なりますが、7,000〜9,000個とも言われています。
加齢・舌の損傷などで味蕾が減ってしまうこともあります。
3.発音/構音
発音・構音は、喋ることです。
言葉は、肺から出た呼気を声帯で声を作って(発音)、口腔器官で言葉として整えます。
お口の中の問題は、発音障害の原因になることもあります。
おしゃべりに問題が生じた時、どこに問題があるかを特定する必要があります。
お口の中だけでなく、脳機能や聴覚に問題がある場合もあります。
4.表情をつくる
表情をつくる、とは、コミュニケーションを行う上で、口元で表情を作りつつ、感情の表現を行うことです。
どれかが欠けても、人間の生活に支障をきたします。
そうならないよう、予防できる部分は予防を心がけて、楽しく毎日を過ごしましょう。
お困りごとがあれば、お気軽にご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修