冬になると風邪をひきやすくなったり、体調が悪くなったりすることはありませんか?
冬になると外出時や入浴時などの急激な温度変化によって、血圧が大きく変動することで体の不調を招きます。
なぜ冬は血糖値が上がるのかご説明いたします!
まず血糖値についてご説明いたします!
血糖値とは
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。
ブドウ糖は体内でエネルギー源として利用されます。
ブドウ糖の原料は食物中の炭水化物などですが、炭水化物は消化管でブドウ糖に分解・吸収され血液によって全身に運ばれます。
生体内ではブドウ糖の供給と消費が繰り返されており、血糖値はある一定のレベルに維持されています。
健常者では空腹時血糖値は70-110mg/dL程度といわれています。
高血糖が慢性的に続くと、糖尿病になる可能性があります。
糖尿病の初期症状は、疲れやすい、喉が乾く、体重減少などがあります。
また糖尿病には合併症があり、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害が糖尿病の三大合併症と呼ばれています。
ではなぜ冬に血糖値が上がりやすいのか、原因は主に2つあります。
イベントでの暴飲暴食
冬はクリスマス、お正月、忘年会、新年会などのイベントが多く、外食や飲食の機会が増え、食べる量が増えます。
摂取エネルギーが消費エネルギーを大幅に上回ってしまうと、余剰となったエネルギーで脂肪細胞が肥大し、内臓脂肪として体に蓄えられ、肥満へとつながります。
内臓脂肪は、血糖値を下げるインスリンと拮抗するホルモンの分泌に関わってるため、内臓脂肪の増加は血糖値の上昇に影響を与えます。
運動する機会が減る
冬は厳しい寒さのため、外出や運動をせずにこたつやストーブにあたり、ダラダラ過ごしてしまうことの方が多くなるかと思います。
運動する機会が減ることによって消費エネルギーが減り、同じく肥満へとつながりやすくなります。
冬は生活習慣が乱れやすい要因が増えるので、血糖値も高くなるといえます。
最後に血糖値を上げる原因に対しての対策をご説明いたします!
しっかり防寒をすること
外出時には防寒着やコート、マフラーなどを着用し、体を常にポカポカな状態にすることが大切です。
また室内でも台所や脱衣所など暖房がきいていない場所に行く場合は、暖房器具を設置したり服を羽織るなど、寒暖差による体の負担を軽減しましょう。
ウォーキングなどの有酸素運動
有酸素運動とは、酸素を体に取り込みながら脂肪を燃焼させる運動のことをいいます。軽めのジョギングやランニングなど、ある程度の時間をかけながらゆっくり行う運動です。
冬は基礎代謝が増えやすく、運動によるエネルギー消費量を増やしやすい時期でもあります。
1日30分間、少し息が弾むくらいの速さで歩くのがポイントです。昼休みに歩く、仕事帰りに一つ手前の駅で降りて歩くなど、工夫してみましょう。
高血糖にならないためにも、生活習慣や運動習慣を見直してみましょう!
【参考文献】
https://oasismedical.or.jp/touseki_column/kisochishiki/winter
https://health2sync.com/ja/blog/diabete-obesity/