Q.ごまの代表的な3つの栄養って?

みなさんは、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」という身体に良い食材の合言葉を知っていますか?

まごわやさしい、という言葉は、それぞれの食材の頭文字です。
今回は、「ご」をご紹介します。

「ご」は、「ごま」のことです。
その他にも、アーモンド、くるみなど、ナッツ類が含まれます。

ごま類・ナッツ類には、ビタミンE・ビタミンB群・必須脂肪酸が豊富に含まれています。

①ビタミンE

ビタミンEは、抗酸化作用があるビタミンです。
脂肪酸が酸化してできる「過酸化脂質」が増えると、細胞を破壊したり、異常な細胞を形成してしまいます。
酸化を防ぐことで、生活習慣病や老化、動脈硬化を予防します。

②ビタミンB群

ビタミンB群は、炭水化物やたんぱく質、脂質などの代謝を
サポートして、エネルギーに変えるのをサポートするビタミンです。
他にも神経機能の維持や、皮膚や口腔粘膜の機能を維持する働きがあります。

③必須脂肪酸

必須脂肪酸は、体内で合成できない脂肪酸のことです。
血中コレステロールの低下や、動脈効果の予防が期待できます。
ごまに含まれている脂肪酸は、主にリノール酸です。
リノール酸には、血中コレステロールを低下させる作用が
あります。

動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ってくれます。
しかし、摂りすぎると善玉コレステロールも低下してしまうので、注意が必要です。

「まごわやさしい」を意識して、いろいろな食材を楽しみましょう!

栗林歯科医院 管理栄養士 監修

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