今回は、美味しい野菜の見分け方をご紹介します。
ブロッコリー
ブロッコリーは、紫がかっているものは甘味が強いのが特徴です。
冬の時期は、寒さから身を守るために、アントシアニンという、ポリフェノールの一種を作り出して、紫色を帯びます。
通常よりも甘味が強く、茹でれば鮮やかな緑色に変わります。
緑黄色野菜の中でも、特に栄養が豊富なのがブロッコリーです。
ビタミンは水に溶けやすいので、茹でるよりも、レンジで加熱するのがおすすめです。
キャベツ・白菜
キャベツや白菜は、断面が黄色や、平らなものが新鮮なものです。
野菜は、収穫されて、お店に陳列されている間も成長しています。
特に葉物野菜は、光合成によって断面が黄色から緑色に変化したり、平らだった断面が盛り上がってきます。
また、白菜の白い部分にある黒いポツポツは、ポリフェノールです。
健康に害はないため、あまり気にせず食べましょう。
きのこ類
きのこ類は、冷凍保存することで旨みがアップします。
きのこの旨み成分であるグアニル酸は、細胞が壊れて初めて出てきます。
その、細胞を壊す簡単な方法が冷凍です。
また、きのこは水洗いすると風味が簡単に落ちてしまうので、汚れが気になるようであれば拭いて石づきを落とし、冷凍保存しましょう!
スーパーなどで野菜を買う時は、美味しい野菜を見分けて、苦手な野菜などを克服してみてくださいね。
参考文献:
冷凍した食用担子菌類の嗜好性:石黒弥生 藤原しのぶ
佐々木弘子 松本仲子 菅原龍幸,日本食生活学会誌,2006
栗林歯科医院 管理栄養士 監修