Q.食いしばりによって起こる全身への悪影響って?

今回は、食いしばりが強い人に起こる、全身への悪影響をご紹介します。

1.歯への悪影響

歯に対しての悪影響です。

1)歯がすり減る
2)歯にヒビが入る
3)歯が欠ける
4)くさび状欠損が起こる
5)骨隆起が起こる
6)歯周病が起こる
7)歯の根っこの吸収や
8)歯の根っこの病変が起こる

一言に、歯の悪影響と言っても、さまざまな症状があります。

2.顔の輪郭への悪影響

長時間歯を食いしばっていると、顎周りを筋トレしているのと同じ状況になります。
そうなると、咬筋肥大という、顎の周りの筋肉が発達して顔の輪郭が変わってしまうこともあります。

お口の中で自己診断ができる部分としては、食いしばりが強い人は、頬の内側・舌に歯の跡がついていることがあります。

また、朝起きると顎が疲れていたり、首・方が凝っていることもあります。

顎がポキポキ鳴ったりすることもあります。

また、頭痛が起こったりもします。
理由は、顎周りの筋肉が緊張しっぱなしになると頭痛になることがあります。

お口の中以外にもさまざまな弊害があるので、お口の不調がある方はまずはお気軽にご相談くださいね。

参考:かみ合わせから治しなさい
(著者 青木聡/ 発行 株式会社アンノーンブックス)

栗林歯科医院 歯科医師 監修

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