近年話題の「もち麦」!
コンビニやスーパーで、もち麦入りのおにぎりやお弁当を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
今回は、もち麦についてご紹介します。
もち麦とは?
もち麦は、大麦の一種です。
大麦の中でも特に「アミロペクチン」を多く含むものです。
アミロペクチンは、もち米に含まれている成分と同じで、炊いた時にもちもち、ぷちぷちした食感になります。
もち麦には下記のような効果があります。
便秘の改善
もち麦には、水に溶ける「β-グルカン」という食物繊維が多く含まれています。
そのため、便秘を改善したり、コレステロールを下げたり、血糖値の上昇を抑制する効果が期待されています。
水分も一緒に摂ることで、効果がアップします。
もち麦だけでも、もちろん食べられますが、初めはお米と混ぜて一緒に炊くのがオススメです。
また、摂取する時間は、朝がおすすめです。
コレステロールの低下
水に溶ける食物繊維は、コレステロールとくっついて、外に出す作用を持っています。
血糖値の上昇を抑える
セカンドミール効果というものがあります。
それは、最初に摂った食事が、次の食事を摂った際の血糖値にも影響を及ぼす、というものです。
血糖値の急上昇は、血管を傷つけたり、脂肪を溜め込みやすくします。
朝食に食物繊維が豊富な食事を摂ることで、昼食後の血糖値の上昇を抑えられるのは、お得ですよね。
お昼は忙しくて、おにぎりやラーメンのみになってしまうという方にこそ、朝ごはんに取り入れると良いおすすめの食品です。
ぜひお試しくださいね!
<参考文献>
もち麦ごはん摂取の健康指標改善効果の検証
栗林歯科医院 管理栄養士 監修