A.不足している栄養素はビタミンDです!
1.ビタミンDの働き
2.ビタミンDが不足する理由
3.ビタミンDが不足すると起きること
4.ビタミンDを食事で補う方法
1.ビタミンDの働き
ビタミンDには、下記のような働きがあります。
1)カルシウムの吸収を促進する
2)神経伝達の働き
3)筋肉の収縮
4)免疫機能の維持
歯や骨の材料になるしたり、免疫機能を維持したりと、さまざまなはたらきがあります。
2.ビタミンDが不足する理由
ビタミンDは日光に当たることでつくられる栄養素のため、外出自粛やインドアなどで外に出る時間が減ると不足しやすくなります。
同じ時間日光に当たっていたとしても、地域や時間帯、季節などによって作られるビタミンDの量は異なります。
特に冬は、紫外線の量が少なくなるため、他の季節より長い時間日光に当たる必要があります。
そのため、庭やバルコニーに出て日光浴をすることで栄養素を補うことができます。
3.ビタミンDが不足すると起きること
ビタミンDが不足すると、下記のような症状が出ます。
1)骨粗鬆症の増加
2)筋力低下
3)転倒しやすくなる
特に高齢者は注意が必要です。
4.ビタミンDを食事で補う方法
ビタミンDが豊富な食品をとることで、補うこともできます。
ビタミンDは日光に当たるだけでなく、食品から摂ることもでき、特に、脂の多い魚に多いと言われています。
また、ビタミンDは脂溶性ビタミンであるため、油と一緒に摂ることで吸収を高めることができます。
ビタミンDの不足を防ぎ、健康的な食生活を送りましょう。
食生活でお困りのことがあれば、お気軽にご質問くださいね。
<参考文献>
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
公益社団法人 日本栄養士会
https://www.dietitian.or.jp/important/2020/4.html
栗林歯科医院 管理栄養士 監修