A.本当です。
詳しくは下記でご紹介します。
1.歯を壊す噛み合わせ
2.悪影響が出る箇所
1.歯を壊す噛み合わせ
悪い噛み合わせの状態だと、歯を壊してしまう(折れる・割れる)などが起こる可能性があります。
良い噛み合わせなら、上下の歯で噛んだときに、力がうまく分散されます。
ですが、噛み合わせが悪いと、上下の歯が接触する箇所が減り、接触している歯だけに噛む力が集中してしまいます。
これを「メカニカル・ストレス」と言います。
メカニカル・ストレスを受けた歯・その周辺の組織は結果的に壊れてしまいます。
2.悪影響が出る箇所
歯が壊れる症状はさまざまで、その人のお口の中で弱い部分にトラブルが起こります。
・顎関節が弱い人は、顎に痛みが出る
・歯が硬くない人は、歯がすり減る
・歯を支える骨・歯ぐきが弱い人は、歯がグラグラになる
などです。
歯周病になる原因は、ばい菌によるものと思いがちですが、噛み合わせが関係している場合もあります。
最近歯や顎に不調がある方は、まずは一度お気軽にご相談くださいね。
参考:何度も同じ歯で苦しむならかみ合わせから治しなさい(著:青木聡)
栗林歯科医院 歯科医師 監修