A.本当です。
詳しくは下記でご紹介します。
1.歯ぐきから出血する原因とは
2.歯ぐきからの出血の対処法4つ
1.歯ぐきから出血する原因
歯ぐきから出血する状態は、病気になっています。
その状態を放置すると、最終的には「歯周病」となり、歯がグラグラして抜けてしまう、という方もいます。
歯ぐきの出血を減らすには、バイ菌をとることが大切です。
歯みがきをしたときに起こる歯ぐきの出血は、歯垢(プラーク)と、歯石の中のバイ菌が原因で起こります。
落としきれないバイ菌が歯と歯ぐきに停滞し、歯ぐきの縁に炎症起きます。
炎症が起きた結果、腫れたり・血が出たりなどが起きます。
出血するからといって歯みがきを中止すると、
・バイ菌が残る
・バイ菌が増加する
といった原因になり、さらに炎症が進行して、出血しやすい状態になってしまいます。
健康な歯ぐきでは、歯みがき後に出血することはほとんどありません。
炎症を起こし腫れた歯ぐきは刺激に弱くなり、歯みがきした時のわずかな刺激でも出血します。
2.歯ぐきからの出血の対処法
歯ぐきから出血した時の対処法は、下記の4つです。
1)歯科医院の専用の機械でケアを行う・歯科衛生士に歯みがき指導を受ける
2)毎日の歯みがきで、フロスを使用する
3)バイ菌を見える化して、確実に落とす
4)3ヶ月に1回、歯科医院にメインテナンスに行く
ご自宅で行う歯みがきだけでなく、歯科医院の専用の機械で行うクリーニングや、歯科衛生士に、歯の磨きにくい部分を磨けるように歯みがき指導を受けることが大切です。
そしてお家でも、バイ菌は目で見ることができないため、染め出し液を使って、「バイ菌の見える化」をすることがとても大事です!
むし歯・歯周病はバイ菌が原因です。
お口の状態の1つの指標となる、
・バイ菌量→15%以下
・出血量→10%以下
を目指して、お口の中の出血を減らしていきましょう!
歯ぐきからの出血でお悩みの方は、お早めに歯科医院へご相談くださいね。
栗林歯科医院 歯科医師 監修