オーストリア・ウィーン Medical University of Vienna 11月5日(月)

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僕が泊まるホテルから学校までは、徒歩5分です。
非常に快適ですが、、、、寒い!! めちゃ寒い!!!
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学校までの建物は本当にきれいです。
いつの時代に作られて、どんな手入れとかしているんだろう、、、と思ってしまいます。
さて、今日は、3日目。
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午前中は、まず生徒のケースプレゼンテーションでした。
アレキサンドル(イタリア)から、、、
フルマウス(全ての歯を治す)のケースで、アキシオグラフ・キャディアックスを用いた途中までの症例発表でした。
生徒の中で、キャディアックスを持っているのは、20人中5人ぐらいしかいません。
高額な機械であるのと、システム化させるのに難しいからです。
アレキサンドルは、キャディアックスを自分の診療所にあります。
来年のヤンリンデ教授のイタリア研修の時に、診療所に遊びに来て!!と誘ってもらったので考えてみます。。
とても紳士的で、女性にすごく優しいです。
僕も見習わなくてはいけません笑
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2人目は、ニランジャン(インド)でした。


右下の犬歯から5本を嚢胞で失った12歳の患者さんのケースでした。
インプラントを考えているんだけど、どのように診査・診断して治療計画を立てていくかをディスカッション形式でのプレゼンテーションでした。
ニランジャンは、キャディアックスがないので、今後、どのように補綴医として診療システムを構築していくかが課題です。
インド・プネで、有名な(自称)歯科医師らしく、紹介が絶えない、、、と言っていました。
確かに、彼のケースを診せてもらいましたが、しっかりとやってるな〜と感じましたし、何より患者さんを大事にする気持ちが高いです。
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その後は、一日、Pro.SATOの衛生講義でした、、、。




栗林歯科医院でも安香先生が行っているMEAWテクニックは、ヨーロッパでは魔法のテクニックと言われています。
非抜歯(歯を抜かないで!)で、矯正難症例を治すからです。
最近、栗林歯科医院でも成人方で非抜歯を求める患者さんが増えてきました。
自分自身が矯正する際も非抜歯を望みます、、、。
そのMEAWテクニックを中心とした具体的なケースを中心とした講義でした。
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特にアングル2級のケースは、顎関節症になりやすいのですが、、、


では、顎関節が安心、安定した位置に矯正するには?



という事で、キャディアックスを用いて矯正治療を行っていきます。




スラビチャック教授と佐藤教授の出会いにより、不可能を可能にした診療システムが確立されました。


しかし、まだまだ解明されていない部分も多く、それはこれからの僕たちが今の限界を学び、それを基に進化させていかなくてはいけません。



同期のみんなともそんな話を毎日しています。







最後に、学長先生に学位論文の相談をしました。
とりあえず、次回の2013年の2月までに、テーマとどういった内容で、どういう方向性なのかを完全に決めなくてはいけないと言われました。
帰国後、じっくりと考えて自分で誇れるような学位論文にしたいと思います。
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